2021. 05. 15
みなさんも「カーシェアリング」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?最近は様々なサービスが「シェア」という形で提供されています。車に関してもシェアリングサービス「カーシェアリング」がどんどん普及してきています。
今回は、そんなカーシェアと中古車購入を比較して、メリット・デメリットをまとめてみましたので、中古車の購入に迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
カーシェアリングってどんなサービス?
カーシェアリングとは、毎月定額の料金を支払い、利用したい時間に予約をして車に乗るというサービスです。従来は決められた場所に駐車している車を近辺の住人でシェアをする方式のシェアリングサービスが主流でしたが、全国にある規定のステーションに乗り捨てすることができる「乗り捨て方式」のシェアリングサービスも都心を中心に拡がってきています。
カーシェアリングと中古車ってどっちが良いの?
まずは基本的なことですが、カーシェアリングと中古車購入のメリットとデメリットを比較してみましょう。
カーシェアリングのメリット・デメリット
<メリット>
- 毎月決められた金額を支払えば良いだけなので、家計が立てやすい
- 購入時にまとまった金額が必要ないため、すぐに車に乗ることができる
- 駐車場の料金などが必要ない
<デメリット>
- 車にモノをおいておくことができない
- 必要なときに予約が取れない可能性がある
- ルールが多い
- カスタマイズができない
- 契約が長くなるほど支払い総額が多くなる
中古車購入のメリット・デメリット
<メリット>
- 自分や家族しか乗らないため、好きなものを車に置いておくことができる
- 自由にカスタマイズすることができる
- 自由な時間に、手続き無しで利用することができる
- ルールがないため自由に乗ることができる
<デメリット>
- 購入時にまとまった費用が必要である
- 保険料や駐車場代、税金の支払いなど特定の時期にまとまった支払いをする必要がある
こうしてみると、カーシェアリングは費用的なメリットが大きく、中古車購入は自由度の高さというメリットが大きいといえるでしょう。
カーシェアリングサービスは自由度や時間的なデメリットが多いだけでなく、例えばゴルフバッグや釣具のような車に常に積んでおきたい荷物をいちいち自宅に持って変える必要があったり、ガソリンを満タンにしてから返す必要があったりするため、様々な制約があります。
一方で中古車は購入時にまとまった金額が必要なだけでなく、税金の支払いや保険料の支払い、故障時には修理などによる突発的な出費があることがデメリットであるといえるでしょう。
自由をとるかお金をとるか
カーシェアリングサービスは、「自由」という点で様々な制約があることが懸念されます。例えばGWに家族や友人と出かけようとしても、シェアリングサービスを利用している方がそう思っているはずです。なかなか予約をとることができずに断念して、結局レンタカーなどの代替サービスを利用することになってしまうかもしれません。
例えばお仕事のおやすみが平日で、他の方と予約時間がかぶらないのであればカーシェアリングサービスは魅力的かもしれませんが、多くの社会人の方同様に土日が休みなのであれば、サービスに不満を抱く可能性は高いでしょう。
一方の中古車購入は、購入後にも維持費が何かとかかってきます。保険料・駐車場代・税金の支払いなどが代表的なものでしょう。また、修理が必要な場合は突発的な出費が発生してしまう可能性もあります。
車の利用用途と照らし合わせてみよう
例えば都内に住んでいて、時間的な余裕があるのであれば、初期費用なしで始められるカーシェアリングサービスは非常に魅力的なサービスだと言えるでしょう。しかし時間的な余裕がない場合はお金を犠牲にしてでも中古車購入に踏み切ったほうが良いかもしれません。
中古車の購入にはある程度の頭金が必要ですが、ローンなどのサービスを利用すれば、カーシェアリングサービスの月額料金と変わらない金額の支払いに抑えることができるかもしれません。
まとめ
今回は、カーシェアリングサービスと中古車購入のメリット・デメリットについてご紹介してきました。カーシェアリングサービスはやはり時間や自由に関する制約が多く、逆に中古車購入は費用的なデメリットが大きいことがわかりました。
カーシェアリングサービスか中古車購入で検討されている方は、皆さんが「いつ、どのような用途で、どれくらいの頻度で車を利用するのか」ということを念頭において検討してみてください。