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中古トラック購入時の注意点3選

2021. 05. 23

近年は様々な形で事業を始める方も多く、「初めて中古トラックを購入する」というお客様も増えてきています。そんな中古トラックは、普通車以上に見極めを行わなければいけません。なぜなら、状態の悪い車両を掴まされて事業に支障をきたす可能性があるからです。

ということで、今回は中古トラックを購入するときの注意点についてご紹介していきたいと思います。

中古トラック購入時に気をつけておきたいポイント3選

中古トラックは一般的に普通車に比べて長持ちする設計になっており、エンジンも丈夫であることが多いです。ーーしかし、以前に利用していた業者が杜撰に扱っており、メンテナンスが行き届いていない場合も。

例えば以下のようなポイントに注意してチェックしておくと良いでしょう。

1.走行距離と年式のバランス

一般的に乗用車の場合は1年で1万km走行すると言われています。そして、だいたい10万kmも走れば故障が多くなり、15万km程度走れば寿命だと言われています。しかし業務用に利用されるトラックの場合は、当然1年1万km以上を走行することになります。長距離トラックの場合は1年間で10万km以上走ることもありますし、100万km以上走ったトラックが未だに使われているなんて事例もザラにあるのです。

もちろん、100万km走ったトラックは故障リスクも高くなりますが、しっかりとメンテナンスされていれば100万kmの走行も可能なのがトラックという乗り物です。

一般的にトラックの寿命は積載量にもよりますが、小型トラックなら20万km、中型トラックなら40万km、大型トラックなら70万km程度が寿命だと言われています。そして、年数にすると10年~20年程度で故障が多くなるものがほとんどです。

このため、寿命から逆算してある程度新車に近い状態のものを選ぶのが良いでしょう。ただし、ここで注意しておきたいのは「走行距離が長いと悪い」というロジックは必ずしも正しくないということです。例えば長距離トラックは走行距離が長くなりますが、高速道路を走行することが多いため、市街地を走るトラックに比べてエンジンの回転数は少ないことがあります。

もちろん、大型トラックは多くの荷物を積載しますし、車重も大きいため、発進時に膨大なパワーを必要としますが、市街地を走り続けたトラックよりも高速道路を走ることが多いトラックのほうが長持ちする傾向にあるのです。

このため、走行距離や年式を見て、そのトラックがどのような乗られ方をしてきたのかをある程度予測して購入するようにすると良いでしょう。

2.ハンドルや足回り、ブレーキの効き

以前に乗っていたドライバーの癖が、ハンドルや足回りの感覚に出てくることがあります。中古トラックは普通車と比べて長距離走行しますし、長時間走行しますから、しっかりとこのあたりまでチェックしておいたほうが良いでしょう。

3.点検記録簿や修理歴

前述した通り、しっかりとメンテナンスされてきたトラックは100万km走行することもできると言われています。前にそのトラックを使っていた事業者のリスク管理意識が薄く、メンテナンスがされていない可能性も多いにありえますので、点検記録簿や修理歴については必ず確認しておきましょう。

特に点検記録簿がないトラックは要注意です。記録簿がないものは即購入対象から除外するのが懸命かもしれません。

事業者選びも重要

トラックは非常に頑丈に作られていますが、だからこそ整備不良などが原因で事故を起こすと周りを走行しているドライバーの命を奪う可能性も高いといえます。このため、マイナス情報を隠匿するような事業者から購入すると思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

どういった事業者から購入するかということも、中古トラック購入時には非常に重要な選定ポイントになります。

インターネットの口コミや地域での評判をチェックして、できるだけ信用することができる事業者から購入するようにしておきましょう。

まとめ

今回は、中古トラックを購入するときに気をつけておきたいことについてご紹介してきました。中古トラック選びに失敗しないためにも、用途や使用期間を明確にした上で、信頼できる事業者から購入するように心がけましょう。

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